コラム
■コラム《記事》
2022-07-27
現状の千葉県の公立入試の分析や、分析を踏まえてこれからどんな対策をしていくといいのかお伝えをしていきます
全体の単語量は増加傾向
どの科目に関しても共通でも文字数が増えている傾向にあります。千葉県に着目をするとこの傾向が顕著なのが、理科・社会です。
この2科目に関しては全国でトップ5にはいるほどの数値になっています。また、英語についても、全国的に見て、文字数は多くないものの、読解問題が7割を占めており、よく読んで答える必要があります
知識に追加して、情報処理が必要な問題が多数
従来は暗記だけで点数が取れた理科・社会も、知識だけで取れる問題は全体の3割程度しかありません。資料の読み取りや、知識を組み合わせて答える問題が増加してきています。
特にこの2科目は暗記を早く終了して、実践的な問題演習を増やしていくことが大切です
英語についてはリスニングと英単語のスペリング対策が必須
千葉県の公立入試では、数年前からリスニングの配点が高くなり、全体の3割となりました。また、英単語の筆記もリスニングでその対象物の説明文が流れて、その単語のスペルを書く問題に傾向が変化しています。
きちんとリスニングも対策をして、出題のパターンに慣れる、また、英単語のスペリングは自由英作文の点数アップにつながるので、長期的な視点で取り組むと点数につながります
事前に傾向を確認した対策が大切
受験で点数を取るには文章をきちんと読むこと、読んだ内容をきちんと考えることが重要です。本番、様々な出題の形式が想定されるので、どんな問題が来ても対応できるような国語力をきちんと身に着けることを重要視していきましょう